
最近増えている国際電話(海外発)の着信は、特殊詐欺の入口になりやすいと言われています。
固定電話の場合、申込みで国際電話を止める仕組み、すなわち「利用休止(発信/着信)」の仕組みがあります。これは予防策として有効です。
※東京03/大阪06等から始まる10桁の固定電話。携帯(070/080/090)や050(IP電話)は対象外
どうやって国際電話を止められるのか
・固定電話の国際電話は、申込みにより止める、つまり「利用休止」が可能です。
・窓口は「国際電話不取扱受付センター」です。
・警察庁の詐欺対策注意喚起ページでも、対策として利用休止が案内されています。
公式リンク:国際電話不取扱受付センター
警察庁 国際電話詐欺対策
国際電話不取扱受付センターでできること
結論から言うと、できることは大きく2つです。
・着信休止(=国際電話の“発着信”利用休止)
国際電話の着信を全て休止します。ただし、着信だけを止めることはできず、同時に国際発信も停止されます。

止まるのは「迷惑電話だけ」ではなく、すべての国際電話の着信です。海外からの連絡が想定される場合は注意してください。
・発信休止(海外へかける発信を止める)
センターで「発信休止」を受付できるのは KDDI(001)・ソフトバンク(0061) の2社分です。
それ以外の事業者の回線で「発信も止めたい」場合は、センターではなく契約中の電話会社へ問い合わせが必要です。
申込み手順
センターの案内では、申込み方法は次の3つです。
・Webから申込み(事前に電話でパスワード取得が必要)
・電話で申込み(「利用休止される固定電話」からかける)
・申込書を印刷して郵送
電話番号:0120-210-364(通話料無料)
受付時間(警察庁ページの案内)
・オペレーター案内:平日 9:00〜17:00
・自動音声案内:24時間(平日・土日祝)
スマホと何が違うのか
固定電話は「利用休止」という仕組みで国際電話を止められます。しかし携帯回線は同じ発想で“一括停止”できない場面があります。
例として、ドコモ光電話では「国際電話の着信を一括で規制するサービスは提供していない」と明記し、着信規制を希望する場合はセンターへの問い合わせを案内しています。
ドコモ公式:ドコモ光電話における国際電話の着信規制について
携帯側は、警察庁が「端末の着信設定見直し」や「国際電話の着信ブロックが可能なアプリ」等を案内しています。
なお、ドコモに「国際電話着信拒否サービス」というものは現在ありません。
詳しくはこちらの記事、ドコモの「国際電話着信拒否サービス」を探しても見つからない方へをご覧ください。
高齢の家族がいる場合の注意点
・固定電話は詐欺の入口になりやすい
・海外と通話しないなら、国際電話の利用休止は“予防策”として有効
・必要になったら利用再開も可能(ただし再開に日数がかかる場合がある/引っ越し等で番号が変わる場合は連絡が必要)
・+から始まる電話番号(例:+1、+44、+86)は国際電話番号の形式です。
詳しくはこちらの記事、+から始まる電話番号の正体(+1、+44、+86)をご覧ください。
まとめ
・固定電話は、国際電話の「利用休止(発信/着信)」が可能。
・ただし発信休止は対象(KDDI/ソフトバンク等)に注意。その他は契約会社へ。
・詐欺対策として有効(警察庁も案内)。
2026-02-14:初版公開

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