お幕場大池公園|村上市で白鳥やカモの野鳥観察と鳴き声を楽しむ


お幕場大池公園の水面に浮かぶ2羽の白鳥。公園名と野鳥観察・鳴き声を紹介する記事タイトルを重ねたアイキャッチ画像

新潟県村上市北新保にある「お幕場大池公園(おまくばおおいけこうえん)」は、白鳥の飛来地として知られる自然豊かな公園です。

美しい赤松林に囲まれた大池には、毎年10月中旬頃から白鳥が飛来し、春までその姿を見ることができます。「県北の白鳥の湖」とも呼ばれ、白鳥のほか、カモなどの水鳥も観察できます。

白鳥が水面をゆったりと泳ぐ姿や、羽ばたく様子はもちろん、あちらこちらから響くにぎやかな鳴き声も大池の魅力です。

この記事では、お幕場大池公園の白鳥やカモの様子を、2025年・2026年に撮影した写真と動画で紹介します。

特に、2026年10月に撮影した「白鳥たちの大合唱」は、ぜひ音声とともにお楽しみください。

あわせて、白鳥の飛来時期や観察におすすめの時間帯、アクセス・駐車場などもご案内します。

目次

新潟県村上市北新保、国道345号沿いにある「お幕場大池公園(おまくばおおいけこうえん)」は、美しい赤松林と水辺の自然に親しめる公園です。

塩谷集落から岩船港にかけての海岸沿いには、約280ヘクタールの赤松林が広がっています。かつて村上藩主や家臣らが松林に幕を張り、野宴を楽しんだと伝えられ、この一帯は「お幕場」と呼ばれるようになりました。

なお、「お幕場」は「お墓場(おはかば)」と読み違えられることがありますが、正しくは「お幕場(おまくば)」です。墓地ではなく、かつて松林に幕を張ったことに由来する地名です。

この赤松林は「日本の白砂青松百選」にも選ばれており、松林に包まれるように広がる「大池」は、面積約3ヘクタールの砂丘湖です。周辺は平成元年(1989年)から整備が進められ、平成9年(1997年)に「お幕場大池公園」が完成しました。

園内には遊歩道のほか、水鳥を観察できる展望台や出島が設けられています。

園内に設置された野鳥観察案内板には、大池で見られる白鳥やカモなどの水鳥と、周辺で観察できる野鳥がイラスト付きで紹介されています。

白鳥の飛来時期と観察におすすめの時間帯

お幕場大池公園には、毎年10月中旬頃から白鳥が飛来し、翌年4月中旬頃までその姿を楽しむことができます。

大池は、冬を日本で過ごす白鳥たちの休息場所であるとともに、春に北へ渡る際の中継地にもなっています。

主に見られるのはコハクチョウで、オオハクチョウが飛来することもあります。飛来数は時期や天候などによって変わりますが、多いときには約1,000羽に達することもあるとされています。

白鳥の観察は早朝と夕方がおすすめ

白鳥の多くは、日中になると周辺の田んぼへ餌を探しに出かけるため、大池での観察は早朝か夕方がおすすめです。

早朝には池から飛び立つ姿、夕方には戻ってくる群れを見られることがあります。多くの白鳥が集まれば、あちらこちらから響くにぎやかな鳴き声も楽しめます。

ただし、白鳥の行動は季節や天候によって変わるため、観察できる光景は日によって異なります。

日中はカモなどの水鳥にも注目

白鳥が田んぼへ出かけている時間帯でも、大池ではカモなどの水鳥を観察できます。

水面を泳いだり、羽づくろいをしたり、岸辺で休んだりする姿など、白鳥とはまた違った楽しみがあります。

白鳥が少ない時間帯にも、ぜひ池に集まる水鳥たちの様子に目を向けてみてください。

白鳥の姿と鳴き声

お幕場大池公園では、水面をゆったりと泳ぐ白鳥や、羽を広げて飛び立つ姿など、さまざまな光景を楽しむことができます。

白鳥たちの魅力は、その美しい姿だけではありません。池のあちらこちらから聞こえてくる鳴き声も、大池ならではの楽しみの一つです。

ここでは、夕方に大池へ戻る白鳥たちの様子や、日中ののんびりとした姿、にぎやかな鳴き声などを、写真と動画で紹介します。

大池に戻る白鳥の着水|2025年10月19日撮影

10月、午後5時前のまだ明るい時間帯、日中は周辺の田んぼに餌を探しに行っていた白鳥たちが戻ってきていました。

◎Instagram版

白鳥の着水の瞬間を収めた動画をご覧になる場合はこちらからどうぞ。

のんびりとした居残り白鳥|2026年2月22日撮影

2月の日中、仲間の多くが周辺の田んぼへ餌を探しに出かけている時間帯。

大池に残った白鳥たちの、のんびりとした様子を撮影しました。

◎YouTube版

白鳥たちの大合唱|2026年10月18日撮影

10月、夕暮れ時のお幕場大池公園を訪れました。

宵の迫る空を飛ぶ白鳥や、暗くなり始めた水面に浮かぶ白鳥たちのシルエットも印象的でしたが、この日の動画で特に紹介したいのは、白鳥たちの鳴き声です。

池のあちらこちらから聞こえてくる鳴き声が重なり、まるで白鳥たちの大合唱。

にぎやかな白鳥の池の雰囲気を、ぜひ音声とともにお楽しみください。

◎YouTube版

◎Instagram版

Instagramでも同じ動画をご覧いただけます。こちらからどうぞ。

水辺のカモたちの姿

お幕場大池公園の見どころは、白鳥だけではありません。

大池では、マガモやオナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロなど、さまざまなカモの仲間も観察できます。

水面を泳ぐ姿はもちろん、岸に上がって歩き回る姿も楽しめます。

ここでは、2026年1月29日に撮影した2本の動画を紹介します。

池から次々と上陸するカモたち|2026年1月29日撮影

水面を泳いでいたカモたちが、次々と池から岸へ上がってきます。

次から次へと上陸する様子が楽しい、冬の大池の一コマです。

◎YouTube版

◎Instagram版

Instagramでも同じ動画をご覧いただけます。こちらからどうぞ。

目の前を横切るカモの群れ|2026年1月29日撮影

こちらは、人をあまり警戒する様子もなく、目の前を横切っていくカモの群れです。

水辺だけでなく、陸上を歩くカモたちの姿も間近で観察できました。

◎YouTube版

◎Instagram版

Instagramでも同じ動画をご覧いただけます。こちらからどうぞ。

野鳥観察の注意点|餌やりなどのマナー

お幕場大池公園では、白鳥やカモなどの水鳥を間近で観察できることもあります。

野鳥たちの自然な姿を楽しみながら、公園の環境を守るため、観察時にはいくつかの注意点があります。

白鳥やカモへの餌やりは禁止

お幕場大池公園では、白鳥やカモなどの野鳥への餌やりは禁止されています。

村上市は、大池の水質改善と環境悪化防止のため、餌付けを禁止しています。

鳥たちが近づいてきても、パンやお菓子などを与えず、自然のままの姿を見守りましょう。

野鳥との距離を保ち、静かに観察する

白鳥やカモを観察・撮影する際は、必要以上に近づいたり、追いかけたりしないようにしましょう。

写真や動画を撮るために大きな音を出したり、わざと飛び立たせたりすることも避けてください。

また、野鳥やそのふんには直接触れないようにし、鳥たちの生活を妨げない距離から観察することが大切です。

木製デッキの立入禁止区域と足元に注意

2026年10月訪問時、お幕場大池公園では、木製デッキの一部が立入禁止となっていました。現地の柵や案内表示に従い、立入禁止区域には入らないようにしてください。

また、村上市は、雨や雪で木製デッキが濡れている場合、足元が滑りやすくなるとして注意を呼びかけています。

特に冬場は足元に気を配り、小さなお子様連れの場合は手をつなぐなど、安全に注意して観察を楽しみましょう。

お幕場大池公園へのアクセス・駐車場

お幕場大池公園は、新潟県村上市北新保の国道345号沿いにあります。日本海東北自動車道の神林岩船港ICからも近く、車で訪れやすい場所です。

所在地・基本情報

項目内容
施設名お幕場大池公園(おまくばおおいけこうえん)
所在地新潟県村上市北新保685
駐車場普通車約20台・無料
トイレ有(多目的トイレあり)
問い合わせ先村上市神林支所 産業建設課
電話番号0254-66-6114

車でのアクセス・駐車場

日本海東北自動車道「神林岩船港IC」から車で約3分です。

公園には無料駐車場があり、普通車約20台を駐車できます。

白鳥の飛来シーズンには観察に訪れる人もいるため、駐車場や周辺道路では安全に注意してください。

電車でのアクセス

公共交通機関でのアクセスはあまり便利ではありませんが、電車を利用する場合、最寄り駅はJR羽越本線「岩船町駅」です。

駅から公園までは徒歩で約35〜40分です。

岩船町駅に停車する電車は上下線とも本数が少なく、日中には次の列車まで2時間程度空く時間帯もあります。

特に帰りの電車の時刻を事前に確認し、駅までの徒歩時間も考慮して、余裕を持った計画を立てることをおすすめします。

また、徒歩で訪れる場合は、天候や道路状況にもご注意ください。

JR東日本|岩船町駅の時刻表

バスでのアクセス

JR村上駅前からは、村上市コミュニティバス「あべっ車」のI系統「岩船巡回」(瀬波温泉・岩船港方面)を利用できます。

「上ノ山交差点」バス停まで乗車約22~24分、下車後はお幕場大池公園まで国道345号を南へ徒歩約17分です。

岩船巡回にはI-1とI-2の2系統があり、どちらも利用できます。ただし、日曜日・祝日・年末年始は運休となります。

帰りも同じ岩船巡回を利用できますが、バスは岩船地区を巡回してから村上駅へ戻るため、往復の時刻を事前に確認しておきましょう。

村上市公式|あべっ車の時刻表・路線図

お幕場大池公園の地図

よくある質問

お幕場大池公園では、白鳥をいつからいつまで見られますか?

例年10月中旬頃から翌年4月中旬頃まで観察できます。ただし、飛来時期や羽数は、その年の天候などによって変わります。

白鳥を見るには何時頃がおすすめですか?

早朝か夕方がおすすめです。日中は周辺の田んぼへ餌を探しに出かける白鳥が多いため、池に残っている白鳥が少ないことがあります。

白鳥以外にはどのような野鳥が見られますか?

大池では、マガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロなど、さまざまなカモの仲間を観察できます。周辺の松林などでも、季節によってさまざまな野鳥を見ることができます。

白鳥やカモに餌をあげてもよいですか?

いいえ。お幕場大池公園では、水質改善と環境悪化防止のため、野鳥への餌やりは禁止されています。鳥たちが近づいてきても、餌を与えずに見守りましょう。

お幕場大池公園には駐車場がありますか?また、料金はかかりますか?

はい。普通車約20台分の駐車場があります。日本海東北自動車道「神林岩船港IC」から車で約3分です。

駐車料金は無料です。入園料等もかかりません。

お幕場大池公園にトイレはありますか?

はい。公衆トイレがあり、多目的トイレも設置されています。

まとめ

新潟県村上市のお幕場大池公園は、赤松林に囲まれた自然豊かな公園で、「県北の白鳥の湖」として親しまれています。

秋から春にかけては白鳥が飛来し、早朝や夕方には、池を飛び立つ姿や群れで戻ってくる様子を観察できます。また、日中にはカモなどの水鳥たちが、水辺で思い思いに過ごす姿も楽しめます。

この記事では、2025年10月の白鳥の着水、2026年2月ののんびりとした居残り白鳥、同年10月の白鳥たちの大合唱、そして1月に撮影したカモたちの様子を、写真と動画で紹介しました。

お幕場大池公園を訪れる際には、白鳥やカモの姿だけでなく、水辺に響く鳥たちの鳴き声にも、ぜひ耳を傾けてみてください。

お幕場大池公園の野鳥観察とあわせて、村上市の歴史や自然、季節の風景も楽しんでみませんか。

参考リンク

※本記事のアイキャッチ画像は、み喜森が現地で撮影した写真をもとに、生成AIを利用して制作しています。本文中の写真・動画は、実際に現地で撮影したものです。

本記事の初版公開:2026-10-29

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この記事を書いた、み喜森(Mikimori)店主です。
新潟県村上市の伝統的工芸品「村上木彫堆朱」をはじめ、天然漆・天然木の工芸品をセレクトしてご紹介しています。
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