
2026年、村上木彫堆朱は国の伝統的工芸品に指定されてから50周年を迎えました。
村上の地で受け継がれてきた技と、その歩みに敬意を込めて。
50周年、おめでとうございます。
この節目にあわせ、村上堆朱事業協同組合では、2026年9月に「村上木彫堆朱 伝統的工芸品指定50周年記念展」の開催を予定しています。
本記事では、村上木彫堆朱の「伝統的工芸品指定50周年」とは何か、そして現在発表されている記念展の概要をご紹介します。
村上木彫堆朱、伝統的工芸品指定から50年
村上木彫堆朱は、昭和51年(1976年)2月26日に国の伝統的工芸品に指定されました。
2026年は、それからちょうど50年となる節目の年です。
木地に文様を彫り、その上から漆を塗り重ねて仕上げる村上木彫堆朱。村上の地で長く受け継がれてきた技が、国の伝統的工芸品として指定されてから半世紀を迎えたことになります。
なお、同じ昭和51年には、漆器では京漆器(京都府)、香川漆器(香川県)、川連漆器(秋田県)も国の伝統的工芸品に指定されています。
なかでも京漆器と香川漆器は、村上木彫堆朱と同じ昭和51年(1976年)2月26日の指定です。
「伝統的工芸品」とは
「伝統的工芸品」とは、長い年月にわたり受け継がれてきた技術・技法や原材料などについて一定の要件を満たす工芸品を、「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」に基づき、経済産業大臣が指定するものです。
現在は経済産業大臣が指定しますが、村上木彫堆朱が指定された1976年当時は通商産業省の時代で、通商産業大臣による指定でした。
冒頭の画像に写っている古い証紙にも「通産大臣指定」と記されています。これは当時の実物に記された表記です。
新潟県内では、村上木彫堆朱と同じ昭和51年に、本塩沢(南魚沼市)と加茂桐箪笥(加茂市)も国の伝統的工芸品に指定されました。
村上木彫堆朱が2月26日、本塩沢と加茂桐箪笥が12月15日の指定で、2026年にはいずれも指定から50年を迎えます。
村上木彫堆朱の歴史や技法、伝統的工芸品については、み喜森の以下の記事で詳しく紹介しています。
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50周年記念展が2026年9月に開催予定
伝統的工芸品指定50周年を記念して、村上堆朱事業協同組合による「村上木彫堆朱 伝統的工芸品指定50周年記念展」が開催予定です。
村上堆朱事業協同組合の公式Instagramでは、開催に向けた準備の様子なども発信されています。
開催概要
| 催事名 | 村上木彫堆朱 伝統的工芸品指定50周年記念展 |
| 会期 | 2026年9月19日(土)~9月23日(水・祝) |
| 会場 | 村上市町屋造観光案内所(新潟県村上市鍛冶町2-3) |
| 入場 | 無料 |
| 主催 | 村上堆朱事業協同組合 |
| 共催 | 村上市 |
出典:村上堆朱事業協同組合 公式Instagram(2026年8月27日投稿)
記念展の開催内容や最新情報については、村上堆朱事業協同組合の公式発表をご確認ください。
村上堆朱事業協同組合公式Instagram
50周年を迎えた村上木彫堆朱を、あらためて
50年という節目は、単に年数を数えるだけではなく、村上で技を受け継いできた人々と、その作品が積み重ねてきた時間を振り返る機会でもあります。
み喜森でもこれまで、村上木彫堆朱の歴史や技法、作品などについて紹介してきました。
今回の50周年をきっかけに、すでに村上木彫堆朱をご存じの方にも、これまで触れる機会がなかった方にも、その魅力をあらためて知っていただければと思います。
本記事について
※み喜森は、村上木彫堆朱や村上の文化・観光などを紹介する、独立運営の情報発信サイト・SNSです。村上堆朱事業協同組合や職人・組合員による公式発信ではありません。記念展の開催内容・最新情報については、主催者による公式発表をご確認ください。
※画像の背景・装飾等の制作に生成AIを使用しています。掲載している村上木彫堆朱の作品と共箱は実物を撮影したものです。
Instagram投稿日:2026-08-28
本記事の初版公開:2026-08-28
